マオリと欧州との融合、ニュージーランド
4年に一度の開催のRWCが終わった。
オリンピック、FIFAと共に
世界三大スポーツイベントとされている。
が、歴史はとても浅い。
日本を舞台とする今大会が第9回となる。
スコットランドやフランスの友人に
依頼されたチケット入手のため、
家族総出でアカウントを作成したのは
RWC開幕の1年以上前のことだった
と記憶している。
あんなにお高いチケット。
日本対象一次一般優先予約抽選では、
予約した分は購入することになり、
支払金額は100万超えかなぁなんて
ビクビクしていたのが
滑稽であった。
全く要らぬ心配であった。
当選し購入できたチケットは、
さほど多くなかったのである。
もう一言添えると、
私は、
RWCボランティアも
あっけなく弾かれた。
私のメアドに届いたE-TICKET PDFは
全てネットを介して
異国の友人に渡ったのである。
ところが、
夫は2回も観戦。
ずっる〜ぅ〜いっ!!
「ラグビー興味あるの?」
「好きだったっけ?」
なんて訊かれたら、、、。
返答に困惑か?
「ノックオン」
「スローフォワード」
加え
「ノーサイド」を
知ってさえいれば、
「私、ラグビー観るの、好きよ」
と言ったところで、
なんの恥ずかしさもなくなる
ミーハーな私がいる。
(「ノーサイド」は
ユーミンの楽曲名でもあるが、
「ノーサイド」は
海外では使われていないそうである)
10月中旬頃から、
日本だけでなく
アイルランド、スコットランド、フランス、
といったラグビー・ラバーの友人の国々も
次々に敗れていった。
「ふーむ、
今年の決勝は
イギリスと南アフリカなのね。
最近、南アのシャルドネで
美味でお気に入りがあるから、
南アが勝てばいいなぁ」。
このようなミーハー思考で、
RWCは他人事になり
閉幕となるものと思っていた矢先、
弁護士として来日して
ちょうど17年になった
ニュージーランド人の知人から
ご招待を受けたのが、
「ニュージーランド大使館での3位決定戦TV観戦パーティ」。
あと15分足らずで試合開始。
急ぎ足で
イギリス大使館とは
趣の異なる庭園を抜けた。
ニュージーランド大使館の建築の
醸し出す雰囲気が、
パーティーでいただいた
ソーヴィニヨンブランの
りんごを連想させる
ほんのり香るスッキリした味わいと
絶妙にペアリングしていた。
ニュージーランド大使館の入り口のファカイロは、
オールブラックスの「ハカ」の踊りの意味を
表していた。
RWCでの3回の優勝経験を持つ
世界ランキング第2位の
オールブラックスのジャージーの背面には
「39」。
thirty nineではない。
SAN KYU サン・キューである。
オールブラックスとそのファンに
おもてなしをする日本に
感謝の意味をこめ
「39」という数字で表現するという、
なんとも「粋」なことをしてくれる
ニュージーランド。
ワイナリーに行ってみたいなぁ。
マオリ文化に触れてみたいなぁ。
行ってみたい国の一つに
リストアップされた。
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