神様からのレッスン、テーマは差別と偏見
↑のスクリーン・ショットは
日本赤十字社発行「赤十字NEWS2020年4月」特集記事
”社会を分断する「不安」の感染”
私の通う病院は、
緩和ケア病棟を持つ
がん診療連携拠点病院であるだけでなく、
第二種感染症指定医療機関でもある。
つい昨日、
たまたま病院のホームページに
アクセスしてみると
「お知らせ
当面の間、
初診、救急を
停止いたします」
と赤く大きな字。
このお知らせを
スク・ショして
「都内では医療崩壊!」
と叫んでいる
近隣の県の病院の
ドクターのFB投稿も
見受けられたが、
「それって、
医療者が市民を
煽っていないかい?」
「FBの投稿見るくらいなら
病院のサイトを
もっと詳しく見てみよう!」
時間を忘れ
どんどんネット・サーフィンに
嵌まっていくのは
日常茶飯事でござる。
さて、さて、こんなスライドを見ーっけ!
新型コロナウイルスには、
「病気」だけではなく、
「不安と恐れ」、
「嫌悪・差別・偏見」という
3つの感染症の顔があるんだな。
がんやHIVだけでなく
あらゆる疾病に
不安や恐怖、差別や偏見が
伴うことは、
昔となんら変わっていないんだ。
人類が新型コロナウイルスに勝利を収めた時、
一人ひとりの生活様式や人生観は
変容していることに気づくだろう。
そして、
一人ひとりの新しい意識が
新しい価値観を生み、
新しい社会が誕生することだろう。
病いに対する
差別や偏見のない社会の
構築をすべく、
今、私たちは神様から
厳しいレッスンを
受けている最中に違いない。
0コメント